SSブログ

大きなボクと、小さなボク。 [⑦日記のようなもの]

※この記事は他所に掲載した記事を、当ブログの記事用に一部改変したものです。
記事の一部に大人を非難するような表現があります。
あらかじめご了解の上、続きをご覧ください。



月曜日は、同級生数十人と一緒に我が校付属の幼稚園に遊びに行ってきました。

我が校では今週末に体育祭が開催されるのですが、高3がやる種目の一つに「幼稚園競技」というのがあります。
高3(立候補者のみ)と幼稚園生が一人ずつ組んで、障害物競走をやる・・・みたいな感じです。
毎年恒例の競技なのです。

今年はどんな感じになるのかまだ知らないのですが、ついに自分の学年にも出番が来たわけで。。。
時が経つのは早いものです。
一度しかできない事なので、せっかくだから!と思って立候補しちゃいました。

それで、当日組むパートナーと事前に交流を深めておこう!
ということで、弁当持参でお昼に幼稚園を訪問したわけです。



正直、子供(小学校低学年以下くらい)って騒がしいし、意思が通じにくいしで苦手だったのですが、



いや~、癒されました(*´ω`*)



もう、変な感情とかそんなの抜きで可愛かったです。
・・・他意はありませんよ?^^;

男の子が9割で、女の子は僅か1割の幼稚園。
女の子がパートナーになった人はラッキーかも?d( ̄  ̄;)☆\(--
自分のパートナーは普通に男の子でした。
その方が当日、目立たないし、無難でよいのですが(笑

割と大人しい子で、家の事や遊びの事を超楽しそうに話してくれました。
言葉を選んで話せば、ちゃんと会話も成り立ちました。
キラキラした大きな瞳が印象的な子でした。

その純粋さを羨ましく思いました。
自分にもそんな時期があったっけ???
疑わしいですけど。。。^^;
少なくとも大人しい子ではなかったです(笑


体育祭当日は、パートナーに怪我をさせないように、楽しもうと思います^^





そして、学校に戻ってから気づいたのですが、
黒板の横に「園児に接するときの注意事項」なるプリントが掲示されていました。

内容は、
・男の子は調子に乗るものである。悪いところはちゃんと注意しよう。
・女の子は褒めて褒めて褒めまくれ。そうすればうまくいく。
・園児と話すときは必ずしゃがんで、目線を合わせるように。
・園児は食べるのが遅いものだから注意。
というような感じ。

文章自体はそんなにマズくないように見えますが、僕はこのプリントに嫌悪感を抱かずにはいられませんでした。
この掲示に気づかないまま行けて、本当によかったと思っています^^;
もし読んでしまっていたら、こんな気持ちにはなれなかったと思います。すべて台無し。

これを書いたのは教師のうちの一人でしょうけど、大人ってこういう考え方なんだな・・・と思いました。
すべての大人がこういう考え方ではないのでしょうけど。。。
今、「教育」の現場に携わっている教師でさえ、こういう考え方なんです。

相手が年下だからって、初めから上から見下ろしたような考え方で接していたら、
いつまでたっても相手の気持ちを理解する事なんてできるわけありません。
もしくは、理解しようとする気持ちすら持っていないのでしょう。
自分もやがてはこういう考え方になってしまうのかな・・・と思うと、悲しかったのが本音です。

人と接するのに必要なのって、技術じゃないと思います。
相手を理解しようとする気持ちが一番大事なはず。



また、月曜日は嫌なニュースばかりでしたね。
大臣の自殺、ZARDの坂井さんの事故死、ブラジルでの事故。。。
どれも防げた事故じゃないかな?と思わずにはいられません。


混沌としたこの社会で、自分は何をすべきなんだろう?



ちっぽけな自分に、一体何ができるだろう?



大きなボクたちは、小さなボクたちの瞳の輝きを守ってゆけるのだろうか?




色々考えさせられた一日なのでした。


nice!(8)  コメント(22)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

nice! 8

コメント 22

たつを

・・・けっこう考えてしまう内容ですね。
企画自体はとてもいいことだと思うのですが、そんな考え方で接していては意味が無い気が・・・(==;
まぁいくら先生って言っても、教育に携わっているとはいえただ単に学校の先生という職業を選んだ普通の人ですからね・・・。
普通に職員室内のいじめとかも普通にありますし。
やっぱりもうちょっと教員の資格って選考基準改めるべきなんじゃないのかなぁとか考えてしまいます。

・・・こんなえらそうなこと言っても「おまえはどうなんだよ?」と言われてしまうと何も言えないんですが・・・(^^;
by たつを (2007-05-29 06:56) 

Ryo

教師も仕事ですから、右から左への業務処理感覚なのかもしれませんね。
「気持ち」対「気持ち」が大事なんですよ。仕事でも。本当はね。
自分も気を付けなければ・・・。
by Ryo (2007-05-29 08:00) 

まめぞう

ん~と、園児に接するときの注意事項・・・
これって、オトナにそのまま適用できるような・・・(^▽^;)
何だか「動物園に入るときの注意書き」みたいであまり気持ちの良いものでは無いですね。子供もそれぞれ、接する人もそれぞれだと思います。
子供って、子供扱いしちゃいけないんですよね。きちんと接してあげないと。
しかし昨日は色々ありましたね。おの大臣もねぇ・・・ナントカ還元水がこういう結果になるとは・・・まぁ追い詰められた心境は分からないでもありませんが、何も死ぬ事はないと思います。あぁ命が勿体無い。(ーー;)
by まめぞう (2007-05-29 09:14) 

moonrabbit

教育の現場にいるからこそ見えないのでしょうね、逆に。

年齢は関係ないですね。
大人も子供も千差万別です。
性別、血液型で把握できるものでもありません。
残念ながら心のケアをちゃんとできる教師は少ないですし、
対応している学校も幼稚園も少ないのが現状です。
教えている方が病んでいる時代でもありますしね・・・・。(^^;

全ての人を理解することは難しいですが、
相手を許す(赦す)心の広さが緩衝剤になります。
対人関係が苦手な人は赦す事ができません。
昔は地域の対人関係が密で相手を理解しやすく、赦しも多い社会でした。
今は相手を理解できない上に赦しがありません。
大人も子供も社会も国も。

人が人として社会を作る、最低限の心の広さを持ちたいものですね。
by moonrabbit (2007-05-29 11:59) 

Sulcata

うぃんさんは人との接し方が上手なんですよ。
私も一種の接客業ですが、同僚にも人と接することが下手な人間がたくさんいます。
うぃんさんの同級生の中にも、子供と接したことがない人がいると思います。そういう人たちのためには必要な注意事項でしょうね。悲しいことですけれど…

こうした混沌とした世の中だからこそ、人を好きでいる、人に興味を持っていくことが大切になるんです。
そういう気持ちを持っている限り、うぃんさんは心の中の輝きをなくすことはありませんよ。

世の中の人たちが、みんな、うぃんさんみたいに感じてくれたら、暮らしやすい世界になるのに…
by Sulcata (2007-05-29 12:28) 

HIRO

(,,゚Д゚)∩<子供好きで~~す。従兄弟の世話には苦労してw<って聞かれてないw
注意書き、確かに気持ちの良いものでは無いですね。そうやって接される子供の側もたまったものじゃないと思いますね。きっと自分がその子なら腹を立ててると思います。
by HIRO (2007-05-29 21:30) 

こんばんは。
大人対子どもだから、大人は子どもの目線まで降りれば、必ずしもコミュニケーションが上手くいくのかは疑問です。子どもから見て共感出来るか否かが重要で、それはもしかしたら大人目線でも成立するのかもしれない。
われわれ大人の想像力が試されているのかも知れません。
by (2007-05-29 22:30) 

Chris

めくるめくショタの世界ですか・・・。
そっちだったとは(´・ω・`)
ちなみに私の時代にはそんなのなかったなぁw
by Chris (2007-05-30 00:45) 

おひさー、黒板のプリント?
うーん、ちょっとねぇ。^^
by (2007-05-31 02:01) 

うぃん

>>たつをさん こんばんは^^
nice!&コメントありがとうございます!

実際に接するのは教師ではなく、生徒なのですが、そんな考え方で接し方を指示されると、テンション下がっちゃいます^^;
大半の生徒は純粋な気持ちで接しているはずですから。
教員も仕事である限り、他の職業と同じような問題は生じちゃいますね。
本当に教育をしたくて教員になる人は、減ってきているのでしょう。
by うぃん (2007-06-01 00:45) 

うぃん

>>SWEET16さん こんばんは^^
nice!&コメントありがとうございます!

毎年やっているので、尚更業務処理的になってしまうのかもしれません。
相手は至極純粋な気持ちで接してくれているのは明らかですから、こっちにはそれに応える覚悟が必要だなぁと感じました。
by うぃん (2007-06-01 00:49) 

うぃん

>>エルモさん こんばんは^^
nice!&コメントありがとうございます!

確かに、対園児じゃなくても、適用できるような内容ですよね^^;
なんとなく、「相手を取り扱う」みたいな態度に感じちゃうんですよね。
子ども扱いといっても、良いものと悪いものがあると思います。
・・・難しい問題ですね。。。
政治家には潔さっていうのも大事だなぁと思ってしまいました。
やり直しはできますからね。
by うぃん (2007-06-01 00:54) 

うぃん

>>moonrabbitさん こんばんは^^
nice!&コメントありがとうございます!

園児相手と高校生相手だと、結構違っちゃいますし^^;
まぁ、高校生にあのプリントみたいな接し方をしても、相手にされないでしょうけど・・・(笑

教える方に強い意志があったり、しっかりした目的があったりしないと、道に迷ってしまう事が多いのかもしれませんね。
実際、僕の学校の中でも、授業なんて仕事でしかない・・・みたいな態度の教師はたくさんいます。
経験を積むと、そうなっていってしまう事が多いというのが悲しいです。

人を赦すですか・・・何事に対しても心の広さは大切でしょうね。
相手を赦して、理解しようとする姿勢が必要なんですね。
誰に対しても、そう接する事ができるようにしたいです。
by うぃん (2007-06-01 01:04) 

うぃん

>>Sulcataさん こんばんは^^
コメントありがとうございます!

無難な接し方なら結構上手くなったかなぁ・・・と思いますね^^;
逆に、踏み込んだ付き合いが苦手なような気がします。
子供と接するというのはまた別の事かもしれません。
高校生にとっては未知の領域ですから、確かに参考にはなりますね。
でも行き当たりばったりというのも大切かな~なんて思ったり(笑
探っていく事も必要でしょう。

人は一人では生きていけないですものね。
理解して、好きになるということが本当に大切なんですね。
by うぃん (2007-06-01 01:12) 

うぃん

>>HIROさん こんばんは^^
nice!&コメントありがとうございます!

ぉ、子供好きハケーン^^
子供は権利を主張するだけの力が無いですから、気の毒です。
小学生の頃は、世界が狭かったですからね。
今の子供は違うみたいですけど・・・^^;小学生なのに携帯持ってるし(笑
by うぃん (2007-06-01 01:22) 

うぃん

>>ayumusicさん こんばんは^^
nice!&コメントありがとうございます!

お久しぶりです!
考え方の違いが一番大きいのでしょうね。
僕は中学生の頃までは早く大人になりたいと思っていたのですが、
高校生になってからは小学生の頃の自由で無限大な想像力を羨ましく思うようになりました。昔は持っていたものなんですけどね。。。
子供の考え方は柔軟ですから、こちらは大人視線でも共感してもらうことは難しくないと思います。
by うぃん (2007-06-01 01:25) 

うぃん

>>Chrisさん こんばんは^^
nice!&コメントありがとうございます!

えー(´・ω・`)違うって言ったのに
僕の同級生が幼稚園生の頃から幼稚園競技はあったみたいですから、15年以上は続いているようですよ。
ついに明日です。晴れることを祈って。
by うぃん (2007-06-01 01:26) 

うぃん

>>こうちゃんさん こんばんは^^
nice!&コメントありがとうございます!

お久しぶりです!
プリントは昨日くらいまでそのまま掲示され続けていました^^;
快く思っていなかった同級生が結構いたようです。
by うぃん (2007-06-01 01:31) 

Buji

マニュアル社会にどっぷり浸っている私なら、きっとプリントを見ても何も感じない・・です(-_-。
仕事の場合だと作業を標準化(&ミス防止)するためにマニュアル化は大切なんですが、人間関係なんかだとあまり行き過ぎるのもおかしいですよね。というかそもそもマニュアル化できない種類のものなんじゃないかと。
こういうセオリーもある・・くらいに考えていればいいんじゃないでしょうか。
by Buji (2007-06-01 12:54) 

fallschirmjager

タイトル付け,nice!です。当然中身も。
いい経験をされましたねー。
競技結果はどうでした?楽しめました?
うぃんさんだったら子供と思いっきり遊べるいい親になれると思います。
by fallschirmjager (2007-06-02 21:48) 

うぃん

>>ふじのしんさん こんばんは^^
nice!&コメントありがとうございます!

園児との交流はどう考えても「作業」ではないですからね^^;
注意事項というより、アドバイスにすればよかったのにと思います。
そんなに難しいものではないはずですから。
人生はマニュアル化できないのと同じ事なのかもしれませんね。
by うぃん (2007-06-03 01:04) 

うぃん

>>fallschirmjagerさん こんばんは^^
コメントありがとうございます!

タイトルは、この山の写真を見ているときに思いついたものです。
目の前の山は北岳だったと思うのですが、その前にポツンと写る部員を見て、やっぱり人ってちっぽけだなぁと思いました。。。

幼稚園競技はかなり楽しめましたよ^^
みんなの笑顔がとても自然で、輝いていたのが印象的でした。
園児達がまっすぐに接してくれると、自分達も自然にそうなるんですね。

全校が4チームに分かれて総合得点を競う形の運動会でした。
我がB組は惜しくも2位で終わりましたが、盛り上がりました!

それでも子供はまだ苦手なのですが、将来的には良い親になりたいです^^;
by うぃん (2007-06-03 01:07) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

週末日記RS-1, my dream.... ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。