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夏のおもいで(2日目の2) [⑪写真(山行記録など)]

僕が夏に合宿で行った山、槍ヶ岳の思い出の2日目の2です。

この記事は前の記事の続きになっているので、前の記事を先にお読みください。

だいぶ人員は少なくなったが、少数精鋭で頑張ることになった。
大人数よりは行動がまとまりやすいから、すばやい行動が可能になる。
これもこれで良いものだ、と思った。

後輩が一緒にいると、色々と面倒を見るので行動が遅くなってしまうからだ。

キャンプ場から歩いて30分ほどの場所で、狭い道がいきなり広くなった

すごい岩場である。
このグラグラしている道を時々つまづきながら登っていく。
先頭を歩いているから、どの道を通るかを考えながら歩く。
結構キツかったのを覚えている。

途中に川があった。そこで休憩を取った。
これは写真がないのだが、綺麗な川だった。
コップで川の水をすくって飲んだ。ヒヤッと冷たくておいしかった。

そこからは狭い坂道をず~っと登っていたと記憶している。
2時間ちょっと歩いた場所に小屋があった。
鏡平小屋である。そこでまた休憩を取った。

素晴らしく、いい景色が見れた。天気は雲があるが快晴と言える。

(湖に写る山々。鏡平小屋にて)
一番高い、槍みたいな場所が槍ヶ岳山頂。
そこまで歩くことになる。

あまりにも景色がよかったから、長めの休憩を取ることになった。
時刻は9時半ごろ。天気図を取る時間でもある。
同学年のA部員が天気図を取った。

天気図が取り終わったら出発。
また厳しい坂道を登っていく。

また山頂が見えたから写真を撮っておいた。天気は快晴!結構暑い。

(山道にて)
まだ途方もなく遠い山頂。
あそこまで歩けるのだろうか・・・?

さっきいた小屋はこんなに小さくなっている

(山道にて)
地道にあるけば、どんどん進んでいけるものだなぁ・・・といまさら実感した。

小屋から更に3時間弱歩いて、1時半ごろに今日の目的地に到着した。
名前は双六小屋。
拓けた場所にあるからかなり風が強い。
正直、「めちゃくちゃ寒かった!」
小屋があっても、やっぱり泊まるのはテントである。

とりあえずはテントを建てた。
それから昼食の準備だ。ラーメンをつくる。
凍えながら外でラーメンを作って食べた。


(双六小屋にて)
オレンジ色の2つのテントが山岳部のテント。

なにはともあれ、今日の行程は終了。
かなり歩いたが、なんとかなった感じだ。
明日はついに山頂アタックである。楽しみだ!

4時ごろまでは休憩時間。外は寒いからあまり出歩かなかった。

1枚だけ写真を撮った。雲が出てきて、暗くなってきた。

(双六小屋にて。)
さっきの写真との明るさの違いに注目してほしい。

4時すぎから、夕食の準備を始めた。
作るのは炊き込みご飯。
コッヘルの中にお米、水、炊き込みご飯の素を入れて炊くだけだ。
シンプルだが、失敗がなくておいしい。

食事のあとは片付けと、明日のミーティング。
明日の起床は3時半。今夜は7時ごろには寝る。

普段の生活からは考えられない時間に寝るのだが、ぐっすりと寝られた。
夜中は少し雨が降っていた。

明日の天気は大丈夫だろうか・・・?


(双六小屋にて、標識。)
山頂までもう少し、だ。

3日目へ続く。。。


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コメント 14

haru_one_of_a_kind

テントの建ててある場所、背の高い草木がなくて標高の高さを感じます。
6枚目の写真は、ホントに天気が怪しいですね。

無事山頂に立てるのか、楽しみです。
by haru_one_of_a_kind (2006-01-09 18:28) 

moonrabbit

空気が澄み切っていますね。登山は大菩薩峠にいったきり。結構楽な登山ですが。(^^;
by moonrabbit (2006-01-09 18:48) 

うぃん

>>ハルさん nice!ありがとうございます^^
かな~り風がよく通る・・・というか風の通り道だったので、風を防いでくれる木が欲しかったです(笑
5枚目と6枚目の撮影時間の時間差はあまりないんですが、急激に暗くなってしまった感じでした。
by うぃん (2006-01-09 19:16) 

うぃん

>>moonrabbitさん nice!ありがとうございます^^
本当に空気が澄んでいて、体が浄化された感じでした。定期的に山に行きたいです。大菩薩峠は僕も行きましたよっ!雨が降ったから途中下山という結果に終わりましたが・・・帰りは温泉に入って帰りました(笑
これはこれで良し!
by うぃん (2006-01-09 19:18) 

山の多い田舎にいながら、登山という登山をしたことがなく、うらやましく思いました。
雪が解けたら、こんな景色を眺めてみたいですね。
by (2006-01-09 21:02) 

うぃん

>>くーちゃんさん はじめまして^^
ご訪問&コメントありがとうございます。
登山はなかなかきっかけがないと行きませんよね。
僕も部活に入ってなかったら、山に興味を持つこともなかったかもしれません。キツい道を登っていってやっと立てる頂上ですから、登りきったときの達成感はかなりのものがあります。ぜひ、山へ足を運んでみてください^^
by うぃん (2006-01-09 21:16) 

まめぞう

2枚目の写真には・・・・・参りました。素敵ですねぇ。これは当然ナイスでしょ。
随分昔ですが、会社の当時の上司と、山梨県の、小川山 (2418m) っていうのに登った事があります。この上司は、日本宝石学会の会員で、いまだに交流がありますが、ここの山に良質の水晶が出る、という情報がその会報に載ってたんです。なんでも向かいのミズガキ山 (2230m この字がパソコンで探せない!) のロッククライマーが、ふと振りかえり後の小川山を見れば、中腹に何やら光るものが・・・。で、翌日登ってみれば、水晶が、ザクザク!・・・ってな話だったと記憶してます。まあ、アドベンチャー気分で行ったんですね。ジャージにNIKEのジョギングシューズで。木の枝にヒモ結んで帰りに迷わないようにして。結局水晶なんか見つけられなくて、何事も無く下山しましたが、ミズガキ山荘っていう山小屋のおいちゃんに、どこへ登ったの?と聞かれ (登山前日は車中泊だったんです。下山して、ここに泊まる予定でした。) 小川山って答えたら、えらく怒られまして、「アンタその格好で行ったの?あそこは何人も死んでるんだよ!」 山をナメてました。反省。
いまだに分からないんですが、小川山って、どういう山なんですか? 
by まめぞう (2006-01-09 21:49) 

うぃん

>>エルモさん nice!と素敵な体験談をありがとうございます!
2、3枚目の写真は結構力作だったりします^^
あの日は本当に良い天気でした。朝の暗い気持ちが一気に晴れました。

小川山という山は初めて聞いた山です。
ちょっと調べてみましたが、クライマーに人気な山で、かなりマイナーみたいです。山頂からの眺めは良いものが期待できないので、登山家にとっては魅力的とは言えない山らしいです。
水晶の話は興味深いですね。アメリカのゴールドラッシュの話と似ている気がしました。その山に行ったのは服装から予想するに夏でしょうか?
ちょっとした山行でも、十分な水と非常食くらいは必要ですね^^;;;
あとは雨が降ったときのための傘とカッパ。
by うぃん (2006-01-09 22:06) 

ahtoh

日本らしさを感じさせない(?)すばらしい景色ですね。
緑が青々としていて、マイナスイオンが豊富そう(笑)
by ahtoh (2006-01-10 03:32) 

うぃん

>>ahtohさん nice!ありがとうございます^^
確かに日本っぽくない感じですね~日常とはまったく別世界です。
気分の問題もありますが、空気は本当においしく感じました。
人は本当はこのような場所に住むべきなのかもしれませんね~
by うぃん (2006-01-10 03:36) 

gatekon

おお~、山男発見ヽ(´ー`)ノ

自分も夏に槍ヶ岳行ってきましたよ。
ちょうど台風が来ていたので天気は最悪でしたが…。

ちなみに常念岳から入って薬師岳まで行くという9泊10日の長旅でした。
雨はもう勘弁です(;´Д⊂)

それにしても天気がいいですねー。
続きが楽しみです。
by gatekon (2006-01-10 19:52) 

うぃん

>>gatekonさん
何気に山男だったりしますノ(´д`*)
中1から山岳部やってます|`・ω・)ゝ”

gatekonさんも槍ヶ岳に行ったのですか!
天気はよくなかったですか・・・残念です。。。

9泊10日って長いですね・・・歩いた距離もすごいものだろうと思います。
僕には4泊5日くらいで長いレベルですから、驚きました。

これから続きを思い出しつつ、書きます^^
by うぃん (2006-01-10 20:13) 

モッズパンツ

スゴイ岩場ですね。 (´∀`;)ノ タイヘンソー
双六小屋って、岐阜県上宝村なのですね。w (´∀`)ノ

(^ー^)ノシ
by モッズパンツ (2006-01-14 16:13) 

うぃん

>>モッズパンツさん nice!ありがとうございます^^
足元がぐらぐらとしていたので、つまづくこともしばしば、でした^^;

槍ヶ岳は長野県と岐阜県の間あたりにあったんですね。
今始めて気づきました^^;
by うぃん (2006-01-14 16:16) 

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